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2004年7月の6件の記事

2004年7月25日 (日)

調布の花火大会

2004/07/25 日

今年もやってきました。花火シーズン。
いつの頃からか、ニッポンの心、花見と花火には相当な気合を
入れている。出来るだけたくさんの花火を見たい。

今年の第一弾は調布の花火大会。ここ3年くらい毎年行っている。
大きい花火やスターマインが多い。
ハナビリュージョンと言って音楽にあわせてバンバン打ち上げる
花火も見もの。
テーマパークに来たみたいで楽しめる。今年はルパン3世の
テーマだった。

多摩川の河川敷で見るから何もさえぎるものがなく、漆黒の
闇の中ではじける花火は何とも言えない美しさ。
広がる光と色に思わずため息がもれる。
あ~日本人でよかった。

いつも思うことだけど、感動のあまりみんな歓声を上げ、拍手する。
それが素敵だと思う。
花火の色に、光に、技に、花火師に、裏方で働いているスタッフに、
惜しみない拍手。
純粋に花火を愛し、花火を認め、自然に出てくる拍手。

感動して涙が出そうになるのだ。最近とことん涙もろい私。
・・・年取ったかな?
砂がたくさん風で飛んできて、目が痛くても、足が泥だらけで
真っ黒になっても、帰り道人がいっぱいで隣駅まで歩いて
帰っても、それでもやっぱり来年も行くんだろうな。

誰か来年は場所取りやってね。
そうしたら私も浴衣着て見にいけるかもしれない。

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2004年7月20日 (火)

ぐったりだったけどビール!

2004/07/20 火

昨日日焼け止めを塗っていなかったので、腕と背中が真っ赤に
日焼けしてひりひりする。
腕はラッシュガード、Tシャツと3段焼けしているので相当格好悪い。
そしてまだ熱を持っていて痛い。

一緒に島に行った仲間達の中では今日会社を休んで休養して
いる子もいるのだけど、私はしぶしぶ会社へ。
会社へ行く時も御蔵島で買ってきた「イルカの棲む島」という
ガイドブックと道雄さんの撮った写真の絵葉書セットを持参。
満員電車の中で熟読しつつ御蔵島を思う。

朝一番で水中カメラをカメラ屋さんに預けて現像してもらう。
海中でイルカを何枚か撮ったつもりなんだけどちゃんと撮れて
いるか心配。

ランチは会社が近所にある大学時代の友達Kと台湾料理。
彼女も忙しそうだが彼氏とも仲良くやっているようだし、元気で何より。

イルカが気になりすぎて、午後一番で現像し終わった写真を
とりに行く。
歩きながらにやにや、にやにや。素人にしては、使い捨ての
カメラにしてはよく撮れている。
赤ちゃんイルカも写ってるし、夢中でシャッター押したわりには
写っててホッとした。

会社に戻ると上司達がかわるがわる、「焼けましたね。どこに
行ってきたの?」とたずねてくれる。
その都度、私のレクチャーが始まる。

まず、東京から8時間の東京都御蔵島村について。いかに魅力的か。

そしてイルカのすばらしさについて。どんないかわいかったか。
写真や絵葉書を参考に宣伝。

韓国人上司の反応でおもしろいなあと思ったのは、必ず
「イルカは噛まない?怖くない?」と言うのだ。
そのたびに「噛まない。怖くない。」と答える私。
勿論噛まない保障はないけど。
韓国人と日本人のイルカに対する認識の違い。
特に韓国人にはイルカがあまりなじみないかも。
(ソウル大公園のイルカショーはひどいもんだったし。)

ま、気付いたら歩く御蔵島&イルカ広告塔になっていた。

夕方になって、大学時代の先輩達から連絡があった。
ソウルの姉妹校の学生だったEさんが出張で東京に来ている
から飲もうとのこと。
当然のように私は出席メンバー扱い・・・。
あの・・・わたくし島帰りなのでかる~くお願いしますね。

結局、先輩S氏、O氏、韓国人友達のY、その後輩のEさん、
私と私の妹でビールをたくさん飲んだ。
もう何年も会っていなかったEさんは私のことをはっきりと
覚えていてくれて嬉しかった。

「バスケがとても上手だったのですごくよく覚えてます」だって^^
うふふ。
その辺の男の人には負けない自信ありました。(当時はね)

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2004年7月19日 (月)

まとめの日。ただいま、竹芝桟橋。

2004/07/19 月 海の日

今日は「日常」に戻る日。
昨晩遅くまで宴会をしていたが、みんな5時半には起床。
昨日も船が接岸していないので、もしかしたら今日も順調に
帰れないかもしれないということで、もし朝の便が着けば
朝出発して、八丈島経由で竹芝桟橋へ戻ることになった。
荷物は昨日のうちにまとめすぐにでも帰れる用意はしてあった。
もし今日、朝も昼も接岸できなければ、家には帰れない。
ヘリコプターで大島や八丈島に渡り、帰る方法もあるのだが、
定員9名だし、出費もあるので、それくらいなら私は島に残る。
会社は有給休暇とってやる。
むしろ残りたい・・・。

5時半に目が覚めて見ると、海が一番穏やかに見えた。
白い波も立っていないし、風も吹いていない。
おかしい。おかしい。これ、家に帰れちゃうの~?
ハプニング期待していたのに。この素敵な島から帰りたく
なかったのに・・・。
しぶしぶ支度をしていると、道雄さんから素敵な一言が
伝えられた。
「朝の便は欠航です。」

やった~♪家に帰れるか帰れないかは昼の便次第だけど、
とりあえず慌しく島を後にすることは無くなった。
朝食まで一眠りできるし、午後まで島でゆっくり出来る~!
今日もいい天気だ。

朝食後、子供たちのいるみんなの広場へ。
子供たちは朝4時起きで駆け回っていたらしい。(早すぎ)
そしてこの楽しかった3泊4日の「いるかの楽校」の最後の
まとめの時間。

島でのこと、海でのこと、いるかのこと、仲間のこと、自然のこと、
それぞれの考え、思いをまとめ振り返り、消化するためにみんな
から離れて一人での静かな時間を過ごすことを強いられた。

おとといの夜に星空の下で静けさを楽しんだように、これもとても
大切な時間。
旅の余韻を楽しみ、旅の思い出をしっかり心に印象付けるために。
私は木陰で横たわったまま海を見ていた。

全てのものに感謝したい気持ちでいっぱいだった。

御蔵島、ありがとう。
企画してくれたスタッフ、ありがとう。
イルカ、ありがとう。
仲間、ありがとう。
海、ありがとう。
森、ありがとう。
風、ありがとう。
太陽、ありがとう。


この旅に参加して本当に良かった。心からそう思える。
長年の夢だったイルカと会えたこと。
でもそれだけではないすばらしい思い出をたくさん作れた。
すばらしい人にたくさん出会えた。

自然の残る森での一時。
子供たちとの体力勝負のかくれんぼ。
沈む夕日。
天の川。
島の方との会話。

自分の今の生活とこれからの生活。
自分のやりたいことと今やっていること。
自分の夢や理想。

そんなこともひっくるめてきらきら光る海を見ながら考えた。
難しい。
答えはすぐそこにあるようでなかなか出てこない。
なんとなくわかることもはっきりはわからない。

はっきり言えるのは「ありがとう」と「生きていて良かった」
という自分の気持ちだけ。


みんなでこの旅の感想や感動をフィードバッグ。
個人の感動を仲間で共有する。
私には伝えたいことがたくさんあった。
それを伝えなきゃって思った。
でも言葉にならないこともたくさんある。
感極まって涙があふれて言葉を詰まらせる子もいた。
それだけみんなにとって忘れられない最高の夏休みになったん
だろうな~。
またいつかみんなでこの島に遊びに来たいな。里帰りのように

昼の船は奇跡的に到着。
私たちが上陸した日以来初の接岸成功。私たちはすごくラッキー
だったんだなあ・・・。
風の島、御蔵島に歓迎されていたのかな?
名残惜しい気持ちで島と島の皆さんにさようなら。

船から海を眺めていた。何かが飛んだ!
魚?虫みたいに見えるけど・・・?
なんと良く見るとトビウオだった。
昨日のドルフィンスイムの時は見れなかったので興奮!

最後まで楽しませてくれる旅だわ~。
客室に荷物を置いたっきり、甲板で小さくなっていく御蔵島を見て、
大きくなる三宅島を横目に旅の余韻に浸っていた。
甲板の方が客室より蒸し暑かったので客室で仮眠を取ることにした。

元気一杯の子供をほったらかしにして昨日の睡眠不足を解消
すべくぐうぐう。
目が覚めたら小腹がすいたので船の食堂で酒盛り。
これは大人の時間^^
宴会お開きになってもまだ夕日には時間があったので、客室に
戻って友達といろいろな話をした。

夕日や東京湾の夜景を見たいと思っていたのに、いつのまにか
20:30。
竹芝桟橋到着。

ずっと甲板にいた人は隕石みたいなものを見たとか、夕日が
きれいだったって言ってたけど。後の祭り。

また後日、撮った写真を持ち寄って「写真見せびらかし大会」を
開催して再会することを約束して解散。
みんな本当にありがとう。すごくいい旅になりました。
また会おうね。

スタッフHさんの「日常生活とかに疲れた時に、今この瞬間にも
御蔵島ではイルカが息をしているってことを思い出してくださいね。」
という一言でみんなの疲れた顔が、ふっと生き生きした島の
顔に戻った。

この言葉、辛くなったら思い出そう。
気持ちよさそうな滑らかなイルカの泳ぎ、かわいい目を思い出そう。
冷たくて心地よい澄んだ紺碧の波を思い出そう。
道雄さんの親父ギャグとひげを思い出そう。
森の巨木を思い出そう。
うるさいヒグラシを思い出そう。
沈む夕日を思い出そう。
満天の星空を思い出そう。

・・・お蔭様でなんとかやっていけそうだよ。

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2004年7月18日 (日)

御蔵島満喫。ここも東京なんだなあ。

2004/07/18 日

朝は6時過ぎに目が覚めた。
遠くに見える海は結構荒れているらしく白波が立っていた。
今朝の客船は欠航だった。

朝食前に早く起きた数人で島内の神社に散歩に行ってみた。
「稲根神社」の拝殿があるのだ。本殿は島の裏側の森の奥に
あるらしい。
御蔵島はもともとお寺も神社もあったのだそうだが、廃仏毀釈
のあおりでお寺が壊され、神様を全て一箇所にまとめて奉り、
その際に島民全てが稲根神社の氏子になったのだと言う。
大きな木々に囲まれた拝殿の階段は玉石が並べられていて
美しかった。
境内には「三宝神社」もあり、ここには三宅島からの独立の際に
尽力した3人が奉られているのだという。その名前を見て驚いた。
絵島生島事件で流された医師の奥山交竹院の名前があったのだ。
絵島と言えば江戸の大奥にいた女性で役者との恋が咎められて
長野の高遠に流され幽閉されて人生を送った。

今年の春、かねてから行きたかった高遠に桜を見に行った時に
初めて知ったのだけど、こんなところでつながるなんて!
後で道雄さんに聞くと、絵島と役者の間を取り持った人なのだ
と言う・・・。
なんだか感慨深い。
拝殿の裏には小さなお稲荷さんと石があり、その脇にはまだ
道が山の方に向かってつながっていた。
いつもなら好奇心で登ってしまう私は、なぜかそこには立ち
入らなかった。
なんとなく入ってはいけない気がしたから。
仲間の一人が少しだけ上ったのだけど、やっぱりすぐに戻ってきた。
これ以上行ってはいけないと感じたのだと言う。

後で10年島に通っているスタッフのHさんに聞いてみると、彼も
わからないのだが、いつも島の人にこの先に何があるのか聞いても
言葉を濁すのだという。
何かがあるのだけど何かはわからない。
でも島民の精神的な部分で大事にしている何かに違いない。
(後で、道雄さんに聞くと、村で不幸があったので今年は絶対に
 登ってはいけないそうだ。そして不幸がない年であっても、島民
 以外の人が登っていいのかは道雄さんにもわからないそうである。
 何か隠しているというわけではなく、判断がつかないといった
 表情だった。御殿があると聞いたけど、詳細はわからない。
 う~ん、わからないことがあるって面白い!)

朝食を取ってから、すぐに海へ。今日は午前中にイルカに会いに行く。
昨日よりも波が高く、海の状態はよくないと言う。
イルカもノリノリで荒波で波乗りをしているらしい。
また、島の反対側にはいけないけど、昨日と同じように海に出た。

でも、正直波の高さはあまり関係なかった。潜ってしまえば穏やか
に感じる。
今回は子連れのイルカを見た。子供のイルカはまだ小さくて色も
白っぽくてお母さんイルカの傍にぴったりと寄り添い泳いでいた。
可愛い~。感激。

イルカが遊んでくれた時もあった。おなかを見せて泳いだり、
回転したり。
私は追いかけるのがやっとだったけど、泳ぎの上手な人は
潜って一緒に回転したり自由に泳いでいた。うらやましい!

大きな集団にも会った。慌てて飛び込みスノーケルをくわえずに
飛び込んだり、失敗もあったけど^^;
ああ、行ってしまったと前の方ばかり見ていたら横からすーっと
イルカが現れてびっくりして振り向くと後ろからに三頭、下にも二頭・・・。
気付かなかった~。でもこのイルカ達と一緒に同じ海にいると
思うだけでも素敵な体験だった。

船に上がり、太陽や風を感じながら、島の緑を見て、空を見て、
飛ぶオオミズナギドリを見て、イルカを思い出して、不覚にも
泣きそうになった。
涙があふれてきそうだった。

自然の偉大さ、自然の豊かさ、みんな「生きている」ということ、
人の優しさ、あらゆるものが嬉しかった。

私は幸せだ。私は生きている。
大声で叫びたいぐらい。私は幸せだった。


素敵な体験はあっという間に終わり、名残惜しい気持ちのまま
陸に上がる。
今回のツアーのドルフィンスイムはこれでおしまい。

一緒の船に乗っていた隣の部屋の二人組みは同じ日程なのに
5回潜る。
うらやましかったけど、でもこれもスタッフのイルカに対する
思いやり
ストレスを与えすぎないように一日に一回だけ。
それだけに貴重な体験に感じられた。

民宿に戻り、シャワーを浴びたら、子供たちのいるバンガローの
あるみんなの広場へ。
ここでおにぎりのお弁当を食べてからまったりとした時を過ごす・・・
つもりが。

子供たちが元気でかくれんぼ、ドロケイに駆り出され、いい年した
大人たちが本気で走り回り汗をかき、ドロだらけ。
ああ、どこがまったりした時間なの?
でも子供たちとももっと仲良くなれたし、日頃の運動不足も反省し、
木に登ったり、走ったり隠れたり。
それはそれで楽しい思い出が出来た。

その後、みんなで森へ。
まずは朝、散歩で訪れた「稲根神社」拝殿へ。
つくつくぼうしやヒグラシの大合唱。
子供たちは大喜びでヒグラシを捕まえたり、ナナフシを捕まえたり。
スダジイという巨木が島内には多いのだが、この木は中が空洞
になっている。
空洞になっている木に子供たちは登り、穴に入り、おおはしゃぎ。
最後には神様にお礼を言って神社を後に・・・。

次はタンテイロの森へ。
御蔵島には立派な森があるのだが、ガイドがいないと入れない
のだそうだ。
だが、このタンテイロは最近きれいに整備され、ガイドがいなくても
入れる唯一の森なのだと言う。
しばらく山を登り、オオミズナギドリの巣を発見し、スダジイの
巨木に登り、集合写真を撮った。
一番上まで登った人たちはつたでターザンのように遊んだよう
だが、私は上の方までは行かずに森の中での昼寝を選んだ。
横たわった大きな木の上に体を横たえた。
目をつぶっても森の緑を感じられる。巨木の木陰で涼しいし、
新鮮な空気が何よりも美味しい。

ジジジジジジジジジジジ
一人浸っていたところにヒグラシの声が耳元で・・・。
子供の一人がにやりと笑っていた^^
素敵な森だったなあ。生命力あふれる木々に囲まれて私も
元気が出たように感じた。

夕食までまだしばらく時間があったので「やまや」で、
カキ氷を食べた。
ここは島で唯一の食堂だとか。
高台から海を見ながら食べる抹茶小豆のカキ氷が美味しかった♪

子供たちと別れ、大人たちは民宿でまたまた沈む夕日を
見ながら夕食。
今日はコタカベという魚が食卓に上った。子供たちが海で
タカベの大群に
遭遇したと興奮していたけど、こんな魚だったのかと納得。

食後は、シャワーを浴びた後、今度こそ花火をしようと、また
子供たちのいるみんなの広場へ。

風が強くてなかなか火がつかずに苦労したけど、子供たちは
すごく喜んでくれたし、楽しそうだった。
良かった、良かった。

さて、帰ったら今度こそ宴会だ。
なんてったって最後の晩ですからね。(といいつつ、今日は
朝の便も昼の便も欠航。私達が上陸後、船で島から出た人も
上陸した人もいない)

明日も欠航になって帰れれなくなって会社も休んで、もっと島で
のんびりしたいね~と口々に言い合っていた。
ちなみに先輩O氏は稲根神社の神様に島に残らせてくれと
お願いしたらしい^^;
持ってきた焼酎を部屋で集まって飲んでいたら、道雄さんが
他のお客さんがいるから食堂でやってくれと言って来た。
ならば、食堂で道雄さんも一緒にいかがですか?ってことで、
大人組と道雄さんとで宴会が始まった。
島とイルカの感想を述べさせられ、親父ギャグを聞かされ、俺と
同じ世代だろと言われすこ~し複雑な気持ちになったり(一回り
違うのよ)とにかく楽しい時を過ごした。

道雄さんはさすが島の人だけあっていろんな疑問に答えてくれて、
私の知的好奇心も満足満足。

道雄さんは8月初めにある島のお祭り(例大祭)に命をかけて
るって聞いていたので、示し合わせて祭りについて質問したら、
祭りのビデオを見せてくれた。(やった♪狙い通り!)

このビデオはテレビで放映された祭りや御蔵島を紹介する番組の
ビデオだったので詳しく島の歴史なども紹介されていてとても
楽しかった。
(なのに舟こいでる人が約2名・・・。まあ確かにもう1時でしたけど)

御蔵島がもっともっと身近に感じられて、御蔵島がもっともっと
好きになった。
ああ、明日帰れなければいいのに。帰りたくない!

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2004年7月17日 (土)

いるかさん、こんにちは!

2004/07/17 火

カメリア丸は結構揺れる。でも大丈夫。私は毛布一枚あれば
どんなところでも眠れる。
早朝もうすぐ着くという放送が入って目が覚めた。
はりきって隣に寝ていたMちゃんを起こすと
「今、三宅島に到着って言ってなかった?」
「・・・あっ、三宅島って言ってた、よね。ごめん。」
余計なところで安眠妨害してしまったよ。三宅島は未だ全島
避難で立ち寄らないと
思っていたから少し意外だった。でも、気を取り直してもう一度
眠りにつく。
(船が着いた時に甲板に出て硫黄くさい三宅島を眺めに行った
 人もいたみたい。今思えばせっかく目が覚めたんだから見に
 行けばよかった^^;)

いよいよ御蔵島到着。みんなを起こして下船の準備。
いい天気だ。問題なく接岸。
寝ぼけ眼の集団は重い荷物を抱えてぞろぞろ歩く。
思えば出航の際は「条件付」だったのだけど、どこが条件付か
と思うほど、あっけなく上陸できた。
(このときは御蔵島に上陸するのが難しいことだとは全く自覚
 していなかった。)
八丈島に行く人たちが甲板に出て手を振ってくれていた。
その中に友達の姿発見!なんだかとっても嬉しかった(笑)
思いっきり手を振った。

初めて見た御蔵島は小さくて緑が多かった。
澄んでいるけど深い紺色の波と朝日に照らされた切り立った
崖の上の緑が印象的な島だった。

桟橋に迎えに来てくれていたのは、民宿「鉄砲場」のご主人の
道雄さん。
大人は車でまず民宿へ。
今回のツアーは大人たちは民宿で食事つき。小学生達は
バンガローでキャンプ。
各自部屋で持ってきた朝ごはんを食べてから布団をしいて
昼寝した。
民宿は高台に建っていて部屋からは海が見えて涼しい風が
吹いてきて心地よいお昼寝タイム。ああ、至福の一時・・・。
幸せ。

昼は子供たちが作ってくれるとのことで海に入る支度をして、
バンガローまで降りていった。
今日のお昼はラーメン。ちょっと伸びてたって外で食べる料理
は美味しいもの。
御蔵島は水が豊富な島で水道水でもミネラル豊富なお水が
飲めるのが嬉しい。
普段あまり水を飲まないのにたくさん飲んだ。
大人たちが休息時間だったのに、子供たちは元気に鬼ごっこ
などして駆け回っていたらしい。元気だ。

午後の客船は13時過ぎに八丈島から御蔵島に来て竹芝桟橋
に帰っていく。
その接岸作業を手伝っている方が子供たちの船の船長さん
ということで、船が到着しなければ、ドルフィンスイムにも
出かけられない。

みんなの広場から桟橋を見ていた。船は予定より遅れている
みたい。
早く海に入りたくてうずうずしていたけど、我慢我慢。
やっとカメリア丸が見えてきた。私たちも桟橋の方へ向かう
ことにした。

その時、信じられない光景が・・・。カメリア丸は接岸する時に
3本の紐で引っ張るのだけど、その紐が切れてしまった
ようなのだ。
目の前にいるのに接岸できない船。え~ホント?
あっさりとカメリア丸は海の彼方へ・・・。
びっくり。あんなに簡単に諦めていいの?
島の人は?観光客は?物資は?
なんだか島の生活の大変さを垣間見た気がした。
三宅島や八丈島と違い、御蔵島には桟橋が一つだけしかない。
それで風が強かったり波が高すぎると船が着かないのだ。
大型船をつけられるようにするために桟橋を長くする計画も
あるのだが、波が高くてなかなか工事が進まないのだと聞いた。

子供たちはげんさんの吉祥丸。大人たちは道雄さんの鴻益丸。
各船にはガイドもつく。
晴れているけど、強い風のせいか波が荒くて遊園地のジェット
コースターばりのスリル!船酔いしちゃう人もいたけど、私は
平気でむしろ楽しくてうきうきしちゃった。
まずは船を適当なところで止めてスノーケルの練習をした。
プールとは違ってまた気持ちがいい。
海水だから体は楽に浮くし、水も思ったよりも冷たくない。
(水温26度くらいだった)
船に上がって、今度こそイルカと泳げるのだ~!楽しみ♪

船に乗って島に沿って進んでいく。
残念なのは島の反対側の方がイルカ出現率が高いらしいのだが、
今日は波が高くて危険なのでそちら側には回れないということ。
(イルカも波乗りするらしい)
船上から息継ぎする為に海上に上がってきたイルカのの背びれ
を見て先回りしてみんなが海に潜るのだ。

以前、インドネシアのバリ島でイルカウォッチングのオプションを
頼んだことがあるけど、その時は遥か遥か遠くに小さな背びれが
あるのを確認しただけで、ものすごく不完全燃焼だったのを
思い出す。

みんなで必死に目を凝らすのだけどなかなか見つけられない。
でもさすがガイドさんと船長さん。
私たちよりもずっと早くイルカの群れをキャッチ。船は群れの
動きを推測して先回り。

海の中に入ったらあっという間にイルカの群れがやってきて、
す~っと泳いで行った。

本物だ

いっつも水族館で見ているイルカが目の前にいた。
興奮と感動で何も出来ない。
プールでは潜ったり、一回転したり、イルカと遊ぼうと思って
練習したのに、それどころじゃなかった。
水中カメラも構えるどころじゃなかった。
でもこんなに近くでたくさんのイルカを見れるなんて!!!

その後も2時間弱の間に何本か海に入った。
たくさんのイルカに会い水中カメラで写真も何枚か撮った。
海底にごろごろしている丸い玉石。その間を泳ぐ魚や、海亀。
イルカが目的ではあったけどそれ以外にも素敵な景色が
たくさん見れた。
まだまだ潜りたかったけど、今日はここまで・・・。残念。

陸に上がるとすぐに民宿「鉄砲場」へ。順番にお風呂に入って、
また昼寝や夕涼み。

夕食は18時から。まだ30分あったので、町内散歩がてら商店で
お菓子を買おうと出かけた。西川商店でいくつかのお菓子と
お酒を購入。
アイスをかじりながら夕日を見た。いい景色。
ここにいると日常を忘れる
仕事も会社もなにもかも忘れて、子供の頃の夏休みを思い出す。

純粋に一人の人間として過ごしている私がいた。
究極の贅沢だなあ。おばあちゃんちに遊びに来たみたい。

夕日を見ながら美味しい夕食を楽しんで、また外で夕涼み。
民宿の前の道路脇のガードレールに座って風を感じながら
遠くにきらきら光る海を見ていた。
幸せ。ぼ~っとすることがこんなに幸せだなんて。

夜、子供たちのキャンプしているところに行って花火をやろうと
話していたのだけど、みんな疲れて仮眠をとっていた。
・・・ら、スタッフのHさんがやってきて、これから車を借りて
オオミズナギドリと星空を見に行くから、行かないかとお誘い。
寝ぼけていたけど勿論二つ返事で「行くっ!」
すぐにみんなを起こして支度して、車に乗り込んだ。

オオミズナギドリはカツオドリとも言われる鳥で、海で魚を取って
生活しているのだが、巣はにある。
土に自分で穴を掘ってそこに住んでいるのだそうだ。
そして夜になるとなぜか道路まで出てくる子がいるので、車で
ゆっくり観察することが出来るのだ。彼らは飛ぶ姿はかっこいいが
歩く姿は不恰好。
よちよちペンギンみたいに歩く。それでカラスにやられてしまう
子もいるらしい。
死骸も結構あった。
車を停めて、エンジンを止めて耳をすますとオオミズナギドリの
甲高い声が聞こえた。

島には集落が一つしかないので、発電所を越えると街灯はない。
真っ暗な山道をしばらく行ってから車を停めた。みんなで外に
出て、道路に寝転がって星を見た。
時々ガスって星が見えなくなるけど都会の星の弱い光に比べれば・・・。
たくさんの星が山際から水平線まで広がっていた。
天の川も見えた。こんなに星があったのかと「宇宙」を感じさせる
夜空だった。

みんなで手をつないで目をつぶって静けさを楽しんだ。
全てのもの感謝をしたいと心からそう思った。
途中、この島の豊富な水の音を聞いたり、自然の恵みを感じる
小さな旅だった。
元気いっぱいだった子供たちも、戻りの車ではぐったりお休み
モード。
大人もさすがに疲れて宴会は明日に延期でおやすみなさい。

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2004年7月16日 (金)

竹芝から船に乗る!

2004/07/16 金

いつものように朝起きて慌てて旅行カバンに荷物を詰める。
持って行くか悩むものは時間がないので全部入れてしまうので、
ものすごく重くなる。部屋やベランダの植物が心配だけど、
たっぷり水をあげてから家を出た。重くて重くてびっくりした。
力持ちなのでたいていのものは平気で持つんだけど今回の
この荷物は尋常ではない重さ。
ふう。ゆっくり歩くのがやっと。これで満員電車乗ったら大迷惑。

迷惑かけつつ満員電車に乗って会社へ。
会社では大きな荷物はロッカーに隠しておいて仕事。
でも気分は「いるか!いるか!」

仕事が終わってからジーパンとサンダルに履き替えて、重い
荷物を持って会社を出た。
途中で友達と待ち合わせて、竹芝桟橋へ。普通だったら
浜松町から歩くのだけど、当然そんな気力なし。
新橋からゆりかもめに乗り換えて到着。まだ集合時間には
一時間半くらいあったので、イタリアンレストランに入って優雅な
夕食を食べることにした。
まずは生ビールで乾杯。リゾットとパスタを食す。

集合時間は22時15分。
今回はNPO法人「森の遊学舎」の「いるかの楽校」という企画に
参加する。
野生のいるかが200頭あまり住み、子育てをする島、御蔵島。
東京都だけど船に乗って8時間かかる。
東京タワーにレインボーブリッジ・・・東京湾の夜景をしばらく
眺めていた。
私たちの部屋はDデッキの和室の一角。
小学生6名、大人8名、スタッフ3名の集団。
一人分の大きさに区切って番号がついている。指定席のようだ。

中学生の頃、三宅島に行った時も同じように船に乗ったが、
その時はこんな線はなく、いわゆる雑魚寝、ごろ寝だったと思う。
この縄張りはいいなあ♪

さて、子供たちを船室に残し、大人達は甲板で待ちに待った乾杯。
私は先輩O氏、後輩S、友達Mちゃんがいたから大人の半数は
知っていることになるが、はじめましての人とも乾杯!
みんなイルカでつながっている。

ほどなくして、甲板の舞台部分で飲んでいた人が、すっと私たちの
塊のところに来て、舞台が空いているよと教えてくれた。
どうやら、自分達のグループがその場を去る際に、甲板に直に
座っている私たちにわざわざ教えてくれたようだ。(なんて親切なおじ様)
せっかくなのでお言葉に甘えて移動。
で、舞台でまた飲み始めたら・・・毛布を一枚抱えた青年が
戻ってきて私たちの後ろにちょこんと座った。

あ・・・この場所、この人の寝床だったんだ。。。

なんとなく気まずい。私たちが宴会してたら眠れないよね・・・
一人旅っぽいし。そこで声をかけてみることにした。

「よかったら一緒に飲みませんか?」

彼は「調達してきます!」と席を立ち、ビールとおつまみを
買ってきた。
仲間が一人増えて9人に^^

なかなかユニークな人だった。一人旅、知らない人と混じること
が普通に出来る人だった。
福岡出身の北海道千歳勤務の自衛官で出張で松戸に来た
ついでに連休だから陸続きでない、あまり簡単には行けない
ところに行きたいと思い、本屋で「八丈島」を発見し、なんとか
チケットも買い、船に乗ったのだそうだ。
(すごいよね、その行動力)
で、旅にひたっていたところに私達が声かけたと言うわけ。
勿論、八丈島の宿は取っていない。八丈島で何をするのか
聞くと「泳ぎたい」と言う。
スキューバーのライセンスも持っているらしい。
ふ~ん。名前も聞かぬままかなりいろいろな話を聞き出した^^

これだから旅って面白い。そのうちスタッフの二人も合流して11人。
でもすぐに船が消灯し、用意していたビールもなくなってきたので、
お開きに・・・。

なかなか楽しいスタートだ。

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